今日は慰霊の日です。
69年前の今日、沖縄は日本軍最高指揮官・牛島満中将の自害により、
事実上の終戦を迎えました。
<太平洋戦線で一番の激戦地となったおもろまち界隈>
住民の4人にひとりが死んだ沖縄戦。
沖縄戦で死んだ人は軍人も含め24万人と言われています。
戦争なんて大昔のこと。
そう思う若い人も多いと思うけれど、
でも私たちは、どこの出身地であろうと、
あの戦争でおじいちゃん・おばあちゃんが生きのびてくれたから、
生まれてくることができた。
<ガマフヤー具志堅さんが見せてくれた指の大きさほどの観音様。
「こんなの持ってたってことは、本当は死にたくなかったんだろうな」と具志堅さん>
沖縄では、13~14才で学徒兵として戦場へ行かされました。
彼らには青春なんてなかった。
今はどうでしょう。
食べるものも着るものも十分あって、デートもできるし、好きな仕事にも就けるし、
ほんとに平和ですよね。
この豊かさ、平和は、戦争で犠牲になった人の上にあるということを
日本人は忘れかけているようです。
日本はもう二度と戦争はしないと誓いました。
その平和憲法を改悪しようという動きが出ていますね。
第二次大戦に突入する前のきな臭い状況に似ている。
私たちがちゃんと歴史に学んできたのなら、
もう二度と自分の子供を戦場へ送り込んだりはしないはず。
しあわせな未来を描けるはず。
そのためには
他人任せにしないで、ひとりひとりが行動しなければ!
そしてもうひとつ大切なこと。
それは平和のための種まきをすることだと思います。
みんなが耕せば戦争はなくなると誰かが言っていました。
自分の食べるものを自分で作るようになったら、
戦争なんてしている暇はない。
キラキラの未来を思い描きながら、種をまきすれば
いつの間にか基地はなくなり、武器も戦争もなくなっている。
と、意乗ることが大事ですね。
むい自然農園の益田航さんが作ってくれた「うちなーシードバンク」。
農家さんが自家採取した種を欲しい方に差し上げます。
蒔いて、種が採れたら返しに来てくれるだけでお金は必要ありません。
未来へ種をつないでゆくことが、人のいのちをつないでゆくことにもつながる…
そんな想いではじめました。
ひとまずハルサーズ・マーケットで出していますので、
種が欲しい方、ぜひいらしてくださいね~
<やんばる七色畑ねっとわーく 大道さん&妙子さんの息子・穂一くん>
自分の息子を戦場に送り出したい母親はひとりもいません。
世界から戦争がなくなりますように。
慰霊の日の今夜はキャンドルを灯し、
世界平和と素晴らしい未来を意乗って過ごしたいと思います。
感謝を込めて