浮島ガーデンの第二のふるさと 京都に来ています。
史上最強とも言われる台風19号の影響が心配ではありますが、
明日から京都住連山安楽寺さんをお借りして、
「美しき沖縄展〜京都と琉球500年のむすび〜」を開催します。
<京都住連山安楽寺 美しい山門>
毎月2日は「地蔵縁日」と題して、
心のこもったお料理や手作りの素敵なものが販売されるマルシェが行われています。
9月の「地蔵縁日」には浮島ガーデンも参加させてもらいました!
お庭もとっても美しいので、のんびりして行って下さいね〜
明日12日(土)から14日(月/祝)までの3日間、
安楽寺さんにて行う沖縄の伝統工芸品の大展示会「美しき沖縄展 〜京都と琉球500年のむすび〜」。
なぜヴィーガン・レストランが京都で工芸品の展示会をするのか?
その理由についてはぜひ、
2年前に行った「琉球の美しいもの展」の概要を読んでもらえたらと思います。
琉球新報Style「沖縄たべものがたり」
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https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-593925.html
戦争で焼き尽くされた沖縄。
伝統工芸品も、それを作る道具さえも失いながら、
人々は沖縄のアイデンティティ、美しいものを無くしたくないという強い想いと
郷土への愛と情熱で工芸品を復興させました。
ところが時代は流れ、丁寧に作られた手工芸よりも
機械で作られた精巧で廉価なものの方が良しとされ、
伝統工芸品は簡単には売れなくなっています。
<琉球絣と花織>
そのため後継者不足という問題も起きています。
何百年も続いてきた沖縄の美しいものが、このままだと無くなってしまうかもしれない。
未来へつないでゆくための何か良い作戦はないものか…
飲食店が行う、ありきたりでない工芸品展、
今の人々の感覚にフィットするものをちりばめて
2年前に京都展で開催した「琉球の美しいもの展」は意外にも大盛況でした。
沖縄の多くの伝統工芸品は、芭蕉布や八重山上布などのように
人の手を介して植物が美しいものへと姿を変え、
その植物を身につけることで人は自然界とつながり、
天地のエネルギーをいただくという、まるで着るお守り。
京都と沖縄は海上の道で結ばれ、
禅や芸能、工芸品など、これまで様々につながりを持ってきました。
今年は琉球処分から140年。
琉球が「沖縄」となってから140年の節目であり、
そして何と言っても令和元年、世替わりの年です。
新しいむすびをはじめるにふさわしい年ですね。
かつての古都と古都の文化大交易を再び始めましょう!
この展示会のために心を込めて作られた美しいものが
沖縄の島々からやって参ります。
総勢8名の作家さんも参ります。
<与那国島 さくらさんの与那国花織灯籠>
美しいものを介して人と文化が交流する最高に楽しい展示会になるはず♡
浮島ガーデン 京都の元料理長・青木美香さんによるお料理も楽しみにしていてくださいね。
また、会期中はワークショップやトーク・イベント、
琉球織物コレクション展や八重山写真展、琉球京都五穀舞など様々なお楽しみも満載です!
<10月10日 元伊勢・比沼麻奈為神社にて五穀舞奉納>
京都市内で公共交通機関がストップしない限り、開催いたします。
お待ちしています♡
詳しくはFacebookページをご覧下さい。
https://www.facebook.com/events/363963967873684/
どうぞ十分にお気をつけて明日からの三連休、お過ごしくださいね。