西表安心米☆よろこびの新米

ukishima garden

2013年06月11日 01:08

皆さん☆こんばんは~


梅雨の晴れ間が続いていますね。
そんな中、台風3号発生のニュースも飛び込んできて、
ふと、2年前、梅雨のさ中にやってきた大型台風のことを思い出しました。
久々に沖縄本島を直撃した大型台風でした。

そして
去年は大潮に合わせるようにして、4度も大きな台風が来ましたね。
台風で被害を受けた作物はたくさんありますが、
中でも西表の安心米は大きなダメージを受けました。



暴風により倉庫が壊され、収穫したお米が浸水。
すべてダメになってしまったんです…。
これは本当に無念、辛すぎる出来事でした。。。


農家さんは精神的にもタフでなければできないお仕事ですね。

安心米の作り手・那良伊孫一さんは
温暖化の影響で通常より早くやって来るようになった台風対策として、
今季はふだんより1ヵ月早く田植えをし、
台風前に収穫できるよう、万全を期しました。



↑の写真は5月下旬、収穫10日前の稲たち。一面クガニ色。なんて美しいんでしょう!

今年、西表島で一番最初に収穫したのは孫一さんだったそうです。


<孫一さん>

「今日もイノシシが入ってこないよう柵を作っていた」

以前、明日収穫という時に、イノシシに食べられてしまって
収穫量が大きく減るということがあったそうで、
収穫前はイノシシ対策も農家さんの大事なお仕事。



しかも孫一さんのお米は無農薬なので、雑草を刈る時間も長く
ヤマネコの手も借りたいほどです。

でも孫一さんはたったひとり稲と向き合い、
台風ニモ負ケズ、お米作りを続けています。

その理由は…

孫一さんはお父さんがお米を作る姿を見て育ち、
稲作りから学ぶことがたくさんあると思ったそうです。
そして同時に500年続く西表島の稲作文化をなくしてはならないという想いから、
迷うことなくお米の生産農家になりました。

無農薬でお米を作って27年。



その間、海も山も変わってしまったと言います。
海の生物はどんどん消えてゆき、気温も上昇している。
イノシシも食べるものがないから山から降りてくるようになった。

地球は人間のせいで瀕死の状態。


<パエリアの中にたっぷり使われているアカマヤーマイ(黒紫米)。不思議とカッコ良かったです!>

楽をするのではなく、
自分の利益のためでなく
地球の将来のことを考えて子や孫のことを考えて、米作りをしなければならない。


<アカマヤーマイに負けずカッコイイ孫一さん>


正しいものを作りたい。
正しい食こそが命の原点。    by 孫一さん



お米作りを通して、私たちに生き方も教えてくれる孫一さん。
あなたのお米が食べられる私たちは本当に果報者です。

孫一さん、心から感謝です!ありがとう!!!!!!





6月16日(日)ハルサーズ・マーケットにて、

孫一さんが手塩にかけて育てた安心米の新米のおむすび、
そして新米の販売を行います。

ぜひマイバックを持ってお買いものにいらしてくださいね~~~♪









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