浮島ガーデン いただきますから世界を変えよう!

沖縄県産オーガニック野菜と穀物でアメイジングなヴィーガン料理を作っています。 このブログでは農家さんのこと、そして食べることを通して沖縄を大地から豊かにしてゆく、私たちの取り組みについてお伝えしています。
てぃーだブログ › 浮島ガーデン いただきますから世界を変えよう! › 通販「田からもの地からもの」 

オーガニック島やさいネットワーク《ベジんちゅ》♡

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

8月に入り、
本来なら沖縄は、大勢の観光客で盛り上がっているはずですが、
再びの緊急事態宣言、外出自粛要請で
国際通りや市場通りも一気に人が減り、2020は静まり返った夏となりそうです。

でも、人の移動や消費活動が自粛されたことで、自然界は喜んでる!生き生きと輝いてる〜〜!


<ため息が出るほど美しい♡座間味の海> 


さらにコロナは、社会の様々な問題点を浮き彫りにし、
解決へ向けて動き出すチャンスを与えてくれていますね。

いつ収束してくれるのかわからないから不安はあるけれど、
助け合いながら乗り越えてゆきたいですね!


そんなコロナ禍であらためて注目されているのが、免疫力です!

免疫力を高めるためには食べものが大事!と、
今、食べることが見直され、発酵食品をはじめ、オーガニック加工食品や、
安全な無農薬野菜を購入する人が増えています。

実際、有機野菜やオーガニック加工品を多く扱う宜野湾ハッピーモア市場さんは
コロナでさらに一層ブレイク!
前回の緊急事態宣言下もハッピーモアさんは、連日、人・人・人で溢れかえっていました。





そして、私たちが1月末に始めたオーガニック島やさいの宅配、
その名も「オーガニック島やさいネットワーク《ベジんちゅ》」も、
ありがたいことに会員数をどんどん増やしています!


<保冷剤を入れた発泡スチロール箱に入れて配達します!>


毎日のごはん。
食べ物のチョイスを変えるだけで、
実は地球環境、飢餓、健康問題など、人類が抱えている様々な問題を解決することができます。

国連が持続可能な地球のために、2030年までに解決しようと呼びかけているSDG’s。
その17の目標のうち、食べ方を変えて達成できるものは、6つあります。

1) 貧困をなくそう
  →コーヒー、カカオ、パームなど搾取構造の食べ物はフェアトレードなものに変える

2) 飢餓をゼロに
  →誰一人飢えないだけの穀物があるのに畜産に使われ、飢餓が生まれている

12)つくる責任つかう責任
  →アマゾンの森林伐採など破壊的行為に関わる食材は買わない/食べられる量だけ購入する(食料廃棄)

13)気候変動に具体的な対策を
  →温室効果ガスを大量に排出している畜産を減らす=肉食を減らす

14)海の豊かさを守ろう
  →乱獲とプラゴミで魚が激減。海の水質悪化で海岸線が侵食され洪水の被害も/農薬・化学肥料による汚染

15)陸の豊かさも守ろう
  →農薬・化学肥料・除草剤によって大地と大気、海も汚染されている。有機農業へシフト


「食べる」という誰もが毎日すること、チョイスを少し変えるだけで、
社会の課題が解決できる、私たちの体も元氣になるって、最高じゃないですか?

そんな想いからはじまったのが
「オーガニック島やさいネットワーク《ベジんちゅ》」です。



この島やさいボックスの中には、大きく二つ、沖縄の課題解決へ向けた仕組みが入っています。

1)有機農家さんが持続可能な農業ができるようにすること。
2)貧困家庭の子どもたちへ新鮮な野菜(購入の1割分をギフト)を届けるという仕組みです。


<首里「みんなの食堂」にて。皆さんが購入してくれた野菜の1割分をギフトしています!>

仕組みに関しての詳細は、ぜひ過去のブログを読んでください♡
🔽
https://ukishima.ti-da.net/e11518473.html

そして、これからの社会は人と人とのつながりがとても大事になってくると思っています。
自然災害も増えるかもしれません。高齢化、少子化、おひとりさまも増えています。

ベジんちゅでは、会員さん、もちろん会員でない方も、
一緒に学べる・遊べるイベントを毎月開催しています。


<島やさいヴィーガン料理教室>

想いを同じくした人々が、つながり、支え合う、そんな仲間づくりができたらいいな♡


<新島ファームさん畑見学>

新島ファーム・平良さんが子供たちにわかりやすく野菜の栽培方法を教えてくれて、
大人もとっても勉強になります。


<収穫体験後の集合写真♡楽しかったね〜>

10月からはレンタル農園とあたいぐゎー塾もはじまります!!!


オーガニックの野菜を食べることで体が元気になる、
あったかいつながりも生まれて心も元氣になる、
「オーガニック島やさいネットワーク《ベジんちゅ》」!
免疫力UPのためにも、仲間になりませんか〜


●島野菜の内容は、沖縄県産・無農薬・有機
 Mサイズ 2000円(8〜10種の野菜)
 Lサイズ 3000円(11〜13種の野菜)

●毎週または隔週配達のいずれかを選べます。

●お受け取りは、宅配か共同受取所でのピックアップのどちらか選べます。
 配送料は宅配600円、共同受取所200円(8月より料金改定)


現在、すでに共同受取所になってくださっているのが、

那覇「がじゅまるガーデン」(受け取り日:水曜日15時〜18時)
https://www.facebook.com/gajumarugarden/

那覇「ノコトカフェ」(受け取り日:水曜日15時〜17時)
https://marushin4848.wixsite.com/nokotocafe

浦添「美容室アレグリア」(受け取り日:金曜日15時〜20時)
https://www.alegria-okinawa.com

この他、会社やサロンなど、5人以上集めていただいて、
共同受取所となっているところがいくつかあります。
ぜひ5人集めてください!!配送料がお安くなります!!


そしてそして!!
8月からは、さらにこちらの3店舗が共同受取所に加わってくれることになりました!!!
ありがたいことです〜〜♡


浦添「ブエノチキン浦添」
(受け取り日:金曜日15時〜18時)
http://www.buenourasoe.com



言わずと知れたブエノチキンさん!
子育てしながらバリバリにお仕事しているスゴ腕社長の朝子さんに
受取所になってもらえるようお願いしたところ、
支え合いの仕組みに共感してくれ、
お買い物に行くのも忙しいし、有機野菜もなかなか手に入らないからありがたいと、
快く引き受けてくれました!
お近くにお住まいの皆さん、ブエノチキン・ファンの皆さん、
お買い物も兼ねて、共同受け取り、はじめませんか〜?

そして、沖縄県民利用率が非常に高い稀なるホテル
北中城「コスタビスタ沖縄ホテル&スパ EMウェルネスリゾート」でも始まります!
(受け取り日:金曜日15時〜19時)
https://www.costavista.jp



今年、1階のショップ&カフェ・コーナーが素敵にリニューアル!
カフェでは浮島ガーデンのベジタコライスやカレーが食べられる他、
美味しいヴィーガン・スウィーツもいっぱい♡
ピックアップがてらゆっくりお茶したり、安心安全な食材のお買い物もできますね。
そして嬉しいことに、間もなくベジんちゅ野菜ボックスに
EM卵やサンシャインファームのオーガニック野菜も加わる予定です!


北谷でも始まります!「ESPARZA’S TACOS & COFFEE」!!
(受け取り日:金曜日15時〜20時)
https://www.facebook.com/esparzastacosandcoffee/



北谷のエスパーザさんはヴィーガン・タコスやグルテンフリー・スウィーツなど
ベジタリアン・メニューも豊富♡
今はコロナでテイクアウトのみになっているのですが、
遅い時間まで営業されているので、
ぜひ、お茶したり、お食事したり、楽しんでくださいね〜
コロナが収束したら、農家さんをお招きして島やさいイベントも開催する予定です!

さらにエスパーザさんは近隣の子ども食堂へお弁当の支援を行なっているので、
エスパーザさんで受け取って下さる会員さんのギフト野菜は、
お弁当用にお渡しすることになりました!!!



共同受取所になってくださいと、お願いしに行った際、
皆さん、全面的に応援しますよ〜と嬉しい言葉をくださって、
ほんとにありがたかったです!勇気をもらいました!



ベジんちゅ、まだまだ会員募集中です!
受取所になってもいいよ、会員になってもいいよという方、
ご連絡ください!

📞098−943−210
info@ukishima-garden.com


お試ししてみたいという方はこちらからご購入いただくか、
浮島ガーデンまでご連絡ください♡
https://ecsp.tsuku2.jp/viewCatalogStore.php?scd=0000105466&oc=0008


コロナは私たちに実にいろんなことを教えてくれています。

観光経済に頼りっぱなしは危険。
沖縄で経済を回していく仕組みが必要。

食糧を輸入頼み、内地頼みでは危険。
地元で野菜・穀物を作らなきゃ食糧難もありえなくない。

地域のつながりが大事。
助け合える関係を作らなきゃ!!

この野菜の宅配を、「オーガニック島やさい宅配」ではなく、
「オーガニック島やさいネットワーク」とネーミングしたのはここにあります。


国や行政に頼らず、
私たち消費者が手をつなぎ、まさにネットワークを作って支え合い、
社会をダイナミックに良い方向へと変えてゆく時がきました!!!

一緒に楽しみましょう!!!















Posted by ukishima garden at 2020年08月02日17:04
Comments(0)料理教室講座通販「田からもの地からもの」 

究極の島らっきょうを助けて〜!!

みなさん♡はいさい!

6月になりましたね〜
コロナで世界が一変してから、早3ヶ月・・・

営業再開してから10日、テイクアウトもほとんどなく、
厳しい現実を実感していましたが、
おかげさまでこの週末は盛り上がって、
お客様がいらしてくれること、笑い声が聞こえてきたり、にぎやかな空気に包まれることが
こんなにもありがたくて嬉しいものなのかと、涙ちょちょ切れでした!!
本当にありがとうございます!!


<沖縄県の有機ハルサーさんたちのお野菜>

こんな感じで店内にて展開中の八百屋さん「ハルサーズ・マーケット」も、
毎日、ちょいちょい売れていて嬉しいです♡
2日に一度、援農をしに新島ファームへ行ってくれている料理長の龍治くんが、
採れたて新鮮島野菜を抱えて帰ってきて、並べてくれています!
那覇では県産有機野菜が買えるお店はほとんどないので、
浮島ガーデンの「ハルサーズ・マーケット」、ぜひご利用ください♡
買う人がいてくれたら続けられます!

通販サイトでも販売をスタートしたお野菜があります。
コロナで販路を失っている2人の農家さんのお野菜です!


<真ん中が新島ファーム・平良さんと、浮島スタッフ>

ひとつは新島ファームさんのビーツ。
すでにたくさんの方に購入いただき、300キロ売れましたが、
あと300キロほど残っています。

ビーツは”奇跡の野菜”と言われ、血管を健康にし、
隅々まで血液を行き届かせるので疲労回復が早く、
アンチエイジングにもなると言われています。血圧が高い方にオススメ!
ビーツを使ったヴィーガンレシピも購入の際に差し上げています。
ぜひ、こちらも引き続き応援、お願いします!!


<ビーツはかき揚げにすると甘くて最高!かき揚げ丼750円 テイクアウト&那覇市内ならデリバリーOK>

そしてもうひとつ販売しているのが、
琉球弧のお仲間である沖永良部島のお野菜です!!



先日、沖永良部島の高山さんから6月中に売り切らないと
廃棄しなければならない島らっきょうと里芋があるとのことで
それは一大事〜と、スタッフ3名で沖永良部島まで駆けつけました。



店をはじめて10年、奄美から与那国まで琉球弧の最高の有機野菜を食べてきましたが、
こんなに美味しい島らっきょうは初めてと、高山さんの島らっきょうを食べて感動。
有機栽培なのに、ぷっくり太って、香りもよく、実に嫌味のない味わいで
歯ごたえもサクサクで、究極の島らっきょうと言っていいと思います。


<写真は嫌いなのよね〜と言いながら、一緒に撮って下さった松本先生♡真ん中が高山さん>

琉球料理の重鎮・松本嘉代子先生も、高山さんのらっきょうを絶賛してくださって、
先日、高山さんが来沖した際、わざわざ会いに来てくださいました!!
大先生なのに、めちゃくちゃ優しくて、チャーミングで
素晴らしい人と成りにすっかり大ファンになってしまいました♡



松本先生は高山さんの島らっきょうについて
香りが良く、食べやすいと褒めて下さり、
里芋についても、ねばり、香りが素晴らしい!
化学肥料が入ったものとは全く違うと太鼓判を押して下さいました♡

そして一番おすすめの島らっきょうと里芋の食べ方も教えてくださったので、
発送の際にレシピも入れますね。



有機の島らっきょうは多くの場合、わりと痩せていて、
正直、あまり美味しそうなルックスではないのですが、
高山さんのは見た目も味も素晴らしい。
その理由は独自に開発した堆肥にあるのではないかと思います。


<海水を使った発酵ミネラル堆肥。オリジナルで作ってます!>

高山さんの農法についてはツクツク通販サイトに詳しく書いています。
興味がある方、読んでくださいね。

ツクツク通販サイト 浮島ガーデン「田からもの地からもの」
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000105466


なぜ、浮島ガーデンが農作物を販売するのか、その理由はというと、
今のところ私たちの暮らしに影響は出ていませんが、
ある日、突然、食料が足りないなんてことにならないか・・・
そのための準備をしておく必要があると思っているからです。

今回のコロナで、世界最大の穀物生産地であるインドやロシア、ベトナム、
中国などが一時的ですが、食料の輸出を停止していました。
第2波、第3波が来た時、すぐに収束しなかった場合、
これら農業大国が自国を優先し輸出をやめたら、
食料自給率37%の日本は持ちこたえられるでしょうか?

今は備蓄があるのでなんとかなるようですが、
コロナが長引いた場合のことを考えておくべきですよね。

すでに沖縄では
経済的な理由から26%もの人が日々の食事に困っている状況です。
ちょっと前の琉球新報調べなので、今はもっと増えているはず。


<20年前に書かれた現代人への警告書>

作家の野坂昭如さんが「かくて日本人は餓死する」と、
私たちへの警告とも言える痛烈なタイトルの本を20年前に書き遺されています。
この本の中で、野坂さんはこう言っています。

「世界的に食糧がなくなれば当然食糧の価格は上がります。
そうすると、以前の価格でしか変えない人たちがまず餓死してしまう。」

「わが国の食いもの事情は綱渡りそのもの。国際情勢が少し変われば、一朝にして餓死地獄です。」

さらに、10年後の未来については、

「穀物の自給率27%、世界178カ国中130番目。30年後(2030年のこと)、
世界で5億トンの穀物不足が恒常的となる。
今10歳の方が40歳、子供は食べ盛り、この頃日本は多分経済的に三流国となっている。
東海、南関東地震を考えても、これはわかる。
政治家の無能さ、日本の孤立化、只今の、世間すべてを覆う思考停止状態、
これによる国力の衰退化、敗戦直後に酷似。」

この本の中で野坂さんは、日本が食糧を外国頼みにしていること、
農を棄てたことが民族本来の生き方の放棄であること、
食料を作っていないことがいかに砂上の楼閣であるかを警告し、
「飢えは、まさに、個人で考え、防ぐものである。」と結んでいます。

「個人で考え、防ぐ」とは、言い換えれば「国は守ってくれない」と言っているのと同じ。
この国が人民を守ってくれないことは、特に沖縄に住んでいる皆さんなら、もう百も承知ですよね。

コロナで世界は一変しました。想像できないような世界が一瞬にしてやってきました。

野坂さんのこの警告は、コロナ前なら想像できない人も多かったと思いますが、
今なら十分に想像できますよね。
これは予言書なのかもしれないと。

野坂さんはこの本の中で言っています。消費者が変わらなければダメだと。

食べるという毎日の行為を変えてゆく必要がありますよね。
フードマイレージのことや、エコなパッケージかどうかなど
SDG'sの観点からお買い物している方はたくさんいらっしゃると思います。
これからは沖縄県産かどうか、沖縄県産を使っている加工品、店、
そこも選択の際に入れてもらえたらと思います。

沖縄の観光経済はひどいことになってしまいました。
ここからは農業・漁業を中心とした自立経済を築かなければ。
愛してやまない首里城ですが、復興するのはもう少し後でもいいですよね。
県民が健全に生きていけることの方が大事。
ただでさえ、沖縄は内地の2倍も貧困に苦しんでいる人がいる。


<5月30日付 琉球新報>

ピンチはチャンス!
今こそ沖縄は有機農業を本気でやるときだと思います。
玉城デニー知事は選挙の時、「地産地消でおもてなし」を公約していました。

今こそ地産地消です!

この島に食べ物がたっぷりあれば、
第2、第3波で輸入がストップしても怖くはありません。
農産物が豊かな状況を作るためには、
コロナで困っている農家さんの野菜が売れ余るようなことがあってはなりません。

有機農業はリスキーで、つらく、儲からない・・・
有機農家さんの多くはいつでも農業をやめてしまいたいと思っています。

私たちにできることはいい農作物を真っ当な値段で買い、食べること!
農家さんを応援し、沖縄県の食料自給率が上がること、
ついでに自分の免疫力も上がるし、
それがこの島の未来を素晴らしくすることにつながる!!!

100年に一度の危機が、私たちにすごいチャンスを与えてくれています!
みんなで素晴らしい沖縄へ、シフトして生きましょう♡


ぜひ、ツクツクにて食べる応援お願いします!!!
平良さんのビーツ、高山さんの島らっきょう&里芋
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000105466


浮島ガーデンでもいろんな美味しい島やさい、販売しています。
イートイン&テイクアウト、
那覇市内の方なら無料でデリバリーもできます!!

どうぞこれからも応援、よろしくお願いします♡