浮島ガーデン いただきますから世界を変えよう!

沖縄県産オーガニック野菜と穀物でアメイジングなヴィーガン料理を作っています。 このブログでは農家さんのこと、そして食べることを通して沖縄を大地から豊かにしてゆく、私たちの取り組みについてお伝えしています。

戦後70年 慰霊の日


今日は6月23日 慰霊の日。

戦後70年 慰霊の日
<自衛隊が来るかもしれない宮古島。美しい海>

沖縄戦では13歳くらいの幼い少年までもが戦場へ駆り出されました。

戦後70年。
国がどんな手段で戦争ができるよう法案を整備しようとも
私たちは二度と子供たちを戦場へ送り込まない。
そしてこの美しい自然を未来へ残してゆけるよう、
今、親世代が踏ん張らなければならない時が来ています。

戦後70年 慰霊の日
<5月の県民大会>

反対の拳をあげること、
声に出し意志表明すること、
座り込みなど、さまざまな方法があるけれど、

浮島ガーデンでは沖縄の無農薬無化学肥料の野菜と穀物を「穀菜食」することで
平和活動をしてゆきたいと考えています。

戦後70年 慰霊の日

あまり知られていませんが、
日本は肉食禁止令を出した天武天皇の世から1200年間にわたり、
菜食で暮らしてきた民族です。

ところが明治天皇によって肉食禁止令が解かれ、
福沢諭吉が欧米人に劣っているのは肉を食べていないからと
肉食が奨励されるようになってから、日本は一気に戦争モードになってゆきました。
富国強兵のため、兵士には肉が配布されたそうです。


ロシアの文豪トルストイは言いました。
「屠殺がなくなれば戦争はなくなる」。

トルストイに影響を受けた武者小路実篤は、
「世界が真に平和になるときは、人間は今より殺生に神経質になり、
菜食主義が次第に勢力を得るだろう」と予言しています。

今、私たちは試されているのかもしれない。
真の平和をつくれるかどうかを。

戦後70年 慰霊の日
<環境にも体にも良い高キビバーガー>

浮島ガーデンは動物をいただきません。
命あるものの命を奪わなくても、
私たちはおなかいっぱい美味しい穀物や野菜を食べることができる。
菜食のことを偏った食事と言う人もいますが、
私たちの腸は進化するので栄養素の問題なんて本当はないんです。
必要な栄養は体内で作りだせることがすでにわかっています。

戦後70年 慰霊の日

戦争で奪われたいのち。
私たちの血や肉になるために奪われたいのちも同じいのち。

いのちあるものをいただき、いのちをつないでいることに感謝して、
今日は楽しい未来を描きながら、祈りたいと思います。



最後に宮沢賢治のことばを。

「世界がせんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
自我の意識は個人から集団社会宇宙へと次第に進化する
この方向は古い聖者の踏みまた教えた道ではないか
新たな時代では世界が一の意識になり生物となる方向にある
正しく強く生きるとは銀河を自らの中に意識してこれに応じて行くことである
われらは世界のまことの幸福を索(たず)ねよう 求道すでに道である」


6月23日慰霊の日に感謝の祈りをこめて。

浮島ガーデン スタッフ一同





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Posted by ukishima garden at 2015年06月22日   23:37
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