浮島ガーデン　いただきますから世界を変えよう！

参院選、浮島通り会の仲間である三宅洋平さんは落選となりましたが、
沖縄では伊波洋一さんが当選しました。



これで国に対し、しっかりと辺野古・新基地反対を訴えていくことができる！！！と
心からホッとしながらも、改憲勢力が3分の2を超えた以上、
安心などできない状況です。

沖縄で現職大臣が敗北し、
参議院、衆議院ともに自民党議員がひとりもいない状況が生まれたのは、
沖縄が長い間、国に痛めつけられてきたからだと思います。

約140年前、沖縄は独立したひとつの国でした。
望んでもいないのに琉球処分により日本に併合され、
太平洋戦争では本土の捨て石として戦わされ、
4人にひとり、10万人以上の市民が殺され、
戦後は70年以上にもわたり一方的に米軍基地を押し付けられ、
基地があるからゆえに海兵隊による強姦や殺人といった凶悪事件が発生し、
辺野古では2年あまりも人々が座り込み、
国と闘わなければならないような事態となっています。

そして今朝、選挙が終わるのを待って、
国はまた高江のヘリパッド建設工事へ向けて動きはじめました。

地方自治なんて完全に無視。
沖縄で起きていることは、日本のどこかでも起きないとは言えませんよね。


実際、京都では地元の大反対を押し切り、
2014年、「抑止力強化」の名のもとに
関西唯一の米軍基地が建設されてしまいました。

この基地に設置されたＸバンドレーダーは、弾道ミサイルを探知するもので、
有事の際には、確実に狙われます。
近くには若狭の原発もあるという、非常に危険な場所に平気で作っている。
住民の安全なんて二の次だということがわかります。
またミサイル迎撃用にイージス艦も準備されるなど、完全に戦いモード、
京丹後はとんでもなく恐ろしい場所にされてしまいました。


国のリーダーと言われる人たちは、
国民のいのちを守るために存在しているはずなのに、
これって何かおかしくないですか。

この国、何か変だよって、若者たちに気づいてほしい。


改憲勢力が3分の2議席を超え、
安倍政権は憲法前文までも変えると明言しています。



浮島ガーデンは食を通して平和運動をしてきました。

私たちの食べるものが私たちの心と体を作り、
何を食べるか、その選択次第で地球環境も社会も変わると考え、
環境破壊と苦しみを生み出す肉・魚・卵・乳製品は一切使わず、料理しています。

愛情を持って育てられたオーガニックの野菜や穀物で丁寧につくられた食事こそが、
愛と真にあふれたこの国の未来を創るのだと思います。

多くの人が今食べているものを見直し、肉食をやめれば、世界から飢えはなくなります。

屠殺をなくさなければ平和は生まれないとトルストイが言ったように、
本当の平和のために、いのちを奪う食べ方を見直す必要がありますね。

かつて日本人は天武天皇の肉食禁止令により、1000年以上もの間、菜食でした。

それが明治維新で菜食は破られ、富国強兵のため、肉食が奨励されました。
肉を食べ、戦争へ行き、たくさんの人を殺すことが素晴らしいとされたわけです。


これから日本はどんなふうになってしまうのか。

でも、どんな状況になってもあきらめないという新たな誓いを今朝、しました。

真の世界平和のために
私たちは菜食を通して革命を起こしてゆきます！！
「いただきますから世界を変えよう」！！！

菜食者だった宮沢賢治の、この想いを浮島ガーデンは体現してゆきたいと思っています。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない
自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する
この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか
新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある
正しく強くいきるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである
われらは世界のまことの幸福を索ねよう　求道すでに道である」



＜アースデイおきなわ2016にて＞